新しいビジネス?古いビジネス?

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写真左の胡椒は、“完熟胡椒”(一房に1~2粒しか取れない!)

KURATA PEPPER、知っていますか?

カンボジアの胡椒は世界一美味しい、と古くから言われ、13世紀後半には中国の書物にもカンボジアの胡椒の記述。
カンボジアでは古くからあるビジネスであったが、カンボジアの内戦により一度は胡椒の木はほぼ壊滅状態。

しかし、倉田浩伸さんの思いと決断と行動力によって復活したカンボジア胡椒を生産・販売する会社が「クラタペッパー株式会社」さんです。
胡椒の美味しさは、皇太子殿下もお認めになったとのこと。
倉田さんは、カンボジアの特産品「胡椒」を復活させようと奮闘されています。

その方法がすごい!
ので、ご紹介したいと思います。

1点目。
内戦により一度は古くから無農薬で栽培していたやり方をカンボジア人は捨てかかっていた。当時はまだ、無農薬やオーガニックが今ほどもてはやされていない。しかし、一度農薬を使ってしまったら、他の地域と栽培方法が変わらない、素晴らしい方法が台無しだ、と古のカンボジアの無農薬での栽培方法を守り続けた。それが、今の時代にぴったりの胡椒に生まれ変わったのだ。古いビジネスが新しいビジネスに見事に生まれ変わっている。

そして、2点目。
その胡椒づくりのノウハウをライバル会社になりうる企業にも惜しげもなく提供する!
他の企業とも一緒にカンボジアを世界的な胡椒産地に盛り立てて行こうという姿勢、度量の広さ。これは日清食品の安藤百福さんも同様ですが、自分たちだけの利益ではなく、皆のメリットを目指す新しいビジネススタイルですね。

本当に素晴らしい想いと行動力。
そして、
まだ無農薬の高い野菜や胡椒は売れない時代から、変わらず作り続け、また他者との競合になっても構わないから世界にカンボジアの胡椒ここにあり!と広めるための、ノウハウの無償の展開する決断力に感銘を受けました。

ちなみに胡椒も最高!G***Nの黒コショウをミルで挽いて食していましたが、風味も甘みも香りも全く別モノ。一度ご賞味くださいませ。
一度、カンボジアの農園を見に行ってみたい!